若い時のやり方に固執しない

成功は失敗のもと。よくあるフレーズすぎてダイエットに使われても「はいはい、そーですかー」と受け流してしまう言葉。でもダイエットにこそ最もよくあてはまる言葉だったりする。

一度、大減量を成功させた人がリバウンドするともう戻れない。
周りを振り返ってみてチェックしてほしい。
リバウンドから再び脱出できたおでぶちゃんはほぼいない。
太っちょ刑務所に再入所すると再び出所する確率は非常に低くなってしまうのだ。
恐るべし。

再復帰できない人の3パターン

  • 過去に運動をやっていた、例えば部活や体を動かす仕事など。
  • 急激に大幅に痩せた経験がある。
  • 徐々に年々太っている

この3つにいずれかにあてはまる人はほぼ再復帰できない可能性が高い。2つ以上該当するとさらに復帰は絶望的になる。

私は中学時代は部活をやって細かったし、20代には大減量を成功させたし、最近まで確実にちょっとづつ太ってきた。3つすべてに当てはまるパーフェクトガール。

さぁ皆様、いくつ当てはまりますぅ~?

スイッチさえ入れば…いつでも痩せられるぜぃ

3つパターンに共通する主要素は「過去のダイエット成功」と「現状のボディ認識の甘さ」。
この二つが自信となって刷り込まれていればいるほど復帰率は下がってしまう。

『また太ってしまった時にはあの時の●●をやればすぐに痩せられる!』

心の奥底で過去の成功方法で痩せられる意識を常に持っている。

さらに過去と今の時間が「どれぐらい」経っていて、
ボディの反応度合いが「どれほど」落ちているかを認識していない。
昔のボディと同じように動けて、疲れも同じで代謝されると想像してしまう。

『足りないのはやる気スイッチだけ』

押せさえすれば簡単に痩せるさ!と思っている。

年とともに段々と痩せづらくなる。

「現状のボディ認識の甘さ」は予想以上にダイエットの予測を狂わせる。

何もしなければ年とともに持久力は減るし、パワーも減るし、筋肉は勝手に減るし、代謝も減っていく。勝手に増えてくれるのは10代の成長期だけで20代以降は減るだけ。

年をとってもは人はだいたい25~27歳ぐらいの自己イメージが永遠に続くという。

意識と現実が乖離していくのは定めなのだろう。
まあダイエット以外で考えれば前向きでよろし。でも…ダイエットではNGだ。

思っている以上に痩せづらくなる現実を想定しなければいけない。

過去のダイエット方法が効かなくなる時

過去の成功が怖いのがダイエット界。あの時の頑張りをもう一度やれば同じように痩せられると考える。しかし実際やってみると・・・予想よりも全然痩せない。予想比の半分以下…頑張っているつもりなのに、だんだんと体重が下降しなくなる。どうして???そうして疑心暗鬼に陥りダイエットのストレスと自分手法が効かない焦りが相まって心のパワーは大幅に消耗。ダイエット前線からだんだんとフェードアウトしていくことになる。

若い時のやり方に固執してはいけない。
もう過去のやり方は通用しないと割り切る。

過去の成功体験とはきっぱり決別して今の自分の戦い方をする!

再びダイエットに挑まなければいけない現実を受け入れて、昔のような痩せ方はできないと覚悟して今の自分にあったやり方で挑む。