減量の目標期日はない方がいいかも

ダイエット本や減量トレーナーが共通して口にするのは「痩せる目標」を持つこと。痩せてどのようになりたいのか?なぜ痩せたいのか?いつまでに痩せたいのか?どのぐらい痩せたいのか?等々具体的な目標を持つべきとされる。紙に書いて常時みれる場所に貼るといいらしい。

私の場合はない方がいいらしい。

今まで目標を紙に書いて部屋に張り付けても、風景と化してしまった。せっかくの目標が刺激のない標語になり、本来の言葉の刺激を受けなった。イケメンを毎日見ているうちに最初のトキメキが色あせていくような。

目標はたまに思い返すぐらいの方がいい。
新鮮な気持ちを思い返せる。
四六時中そばにいるような状態にして慣れさせてはいけない、私の場合。

さらに「2カ月で10キロ」といった具体的なスケジュールと減量数があるとどうだろうか。

はじめは2か月後の自分にほくそ笑んでしまうのだが、時が経つにつれて計画通りにいかない日が続いたりするともうプレッシャーでしかなくなる。

その感覚はすでに失敗感の味わい。
もうだめかもしれない、、という小さな心の声がズレが続くとともに大きくなる。声が大きくなっても耳はふさがない。聞こえても無視するだけだ。こうなると目標自体もなかったことになり、いっときの思い出と化していく。

強固に自分を律せる人間には目標が向いている。

やや負け込みがちで、あきらめやすい人間には、特に減量分野にて、目標は重荷になる。

長期的な目標はダメだ。

目の前のことだけを意識する目標だけに絞った方がいい。
たとえば「今この瞬間、冷蔵庫を開けて何かを食べない。昼まで何も食べない」
一瞬一瞬の目の前のことをクリアしていく方があっているように思う。

長期的に将来を考えずに、いまだけー。
こんな思考だから太ったのかもしれないけど、
私の戦い方は直前主義があってる。

私にとってトキめく長期目標は紙くずになってしまうから。
見えるところに貼りださず、
心の奥にそっと置いておくぐらいにしとく。